リハビリテーション科

放射線科

放射線科  放射線科では胸部・腹部・全身の骨を撮影する一般撮影装置、バリウムで胃や大腸の撮影と、血管造影およびPTA治療を行う透視撮影装置、全身を輪切りにした断面像を得られるCT撮影装置、骨密度測定装置等を用いてX線検査を行っています。
 現在4名のスタッフ(診療放射線技師3名・助手1名)で診療放射線業務をおこなっています。患者さまに安心して検査を受けて頂けるように、機器の安全管理に努めています。また高い診断価値のある画像を撮影するため、撮影技術および知識の習得をおこなっています。放射線科スタッフ一同は村上記念病院の一員として、地域に密着した医療、安全な医療を提供できるよう業務をおこなって行きたいと思います。
 平成28年8月よりPACSの導入を行い、フィルム出力の削減に取り組んでおります。

装置

X線一般撮影装置
主な検査部位:胸部、腹部、骨
X線を用いて胸部や腹部・全身の骨の撮影を行います。






X線透視装置
主な検査部位:胃、小腸、大腸、血管
バリウムを飲んで胃の検査や小腸、大腸の検査を行う装置です。撮影だけでなく胃や腸の動きも観察できます。またこの装置では造影剤という薬を血管に注入して行う血管造影検査や、細くなった血管を風船のついたカテーテルで拡げるPTA治療も行っています。

CT装置
主な検査部位:頭部、胸部、腹部
X線を用いて人体を輪切りにした断面像を得ることが出来ます。16列マルチスライスCTですので短時間で広い範囲の撮影が可能です。撮影する人の体格や撮影する部位によって被ばく線量を調整する機能も搭載されていて余分な被ばくを減らす事が出来ます。また造影剤という薬を血管内に注入してから撮影を行う事でより詳しく診断を行う事も出来ます。
骨塩定量測定装置(DEXA法)
主な検査部位:腰椎、大腿骨、前腕骨
2つの異なるエネルギーのX線を用いて骨のカルシウム量を測定する装置です。骨塩量を測定して若年成人及び同年齢の平均値との比較し骨粗しょう症の診断を行います。