LSVT BIG療法について

当院では、パーキンソン病に特化したリハビリテーション治療である「LSVT® BIG療法」を実施しています。
「LSVT」とは Lee Silverman Voice Treatment の略で、もともとはパーキンソン病に対する言語療法として開発され、高い効果が報告されています。その後、運動療法への応用が進み、言語療法を「LSVT® LOUD」、運動療法を「LSVT® BIG」と区別して呼ぶようになりました。
LSVT® BIG療法は、「大きく動くこと」を意識し、動作の大きさに焦点を当てた集中的な訓練を行うことで、無動や動作緩慢などの運動障害の改善を目指す治療法です。動作の「大きさ」のみに着目して繰り返し運動を行うことで、動作感覚を学習・再認識する効果が期待されています。
当院にはLSVT® BIG療法の認定を受けた療法士が2名在籍しており、パーキンソン病に特化した集中的なリハビリテーションを提供しています。
LSVT® BIG療法は、パーキンソン病の主な症状である以下のような運動障害に焦点を当てています。
- 立ち上がって最初の一歩がなかなか出ない。
- 歩幅が小さくなったといわれる。
- ボタンを留めるのに時間がかかる。
- 自分の書いた文字が小さくて読みづらい。等
※運動主体のため、筋疲労を伴う場合があります。
LSVT BIG療法の方針
当院では、LSVT® BIG認定セラピストによる1対1の個別訓練を、1回60分、週4回、4週間連続で実施します。
※訓練時間や実施方法については、ご相談に応じて調整可能です。
LSVT BIG療法の目標
- 大きな動きを集中的に訓練することで、動きの遅さや動作の大きさに代表される運動障害を改善します。
- 運動の適切な大きさを認識・修正する能力を改善します。
- 正常と感じている「小さい動作」を、大きいと感じる「正常な動作」へと改善します。
LSVT BIG療法の最終目標は、日常生活で大きな動作が行えるようになることです。
お問い合わせ
LSVT BIG療法を受けてみたいという方は、当院リハビリテーション科までお問い合わせください。
費用は通常のリハビリテーション料金と同じです。
別途、特別な料金が発生することはございません。

