診療情報管理室は、平成16年8月に入院診療録を管理する部署(院長直属)として開設されました。 「診療情報は、患者さま御自身の大切な情報であり、また病院および医療従事者にとっては医療の質の向上と安全の確保のために、非常に重要な財産である」という考えに基づき、 業務を行っております。
令和4年6月に電子カルテが導入され、管理業務内容が大きく変化する中、大切な情報を慎重に取り扱い、診療情報の集積・管理には日々慎重かつ適切に業務を行うよう努めております。
また、個人情報保護法施行に関連し、個人情報に関連した診療記録の閲覧・開示の問い合わせに対し対応しております。(当院の個人情報保護方針に沿い、診療情報の取り扱いには、十分注意しております。)
- 職員3人(兼務1人、専従1人、専任1人)
- 診療情報管理士2人
診療情報管理室の業務
診療情報管理の充実の中心的役割を担っているのが診療情報管理士という職種です。主に入院時の診療記録や退院時要約等の監査を行いながら、統計に必要な診療情報の登録(データベースの構築)を行っています。
監査中に不備を発見した際には、該当部署へフィードバックし修正を行うことで診療記録の質の担保に繋げています。
診療記録の質の向上、透明化、記録の統一化のために診療情報管理室が中心に診療記録の点検・退院要約の督促・診療や研究のための貸出に対応し、また、各種統計表作成など行っております。
診療情報管理室では、直接的な医療行為をするわけではありませんが、そのような機密を預かる部署として、慎重かつ丁寧な扱いを心がけ、日々病院内における診療情報の適正な管理に努めています。

- 入院患者の診療記録の内容の点検・確認・保管管理・貸出
- 国際疾病分類に基づく分類(ICD-10、ICD-9―CM)
- 診療記録の閲覧・開示・医療情報の問い合わせに対しての対応
- 統計資料作成 等